沖縄での梅毒

現在の沖縄とはほとんど無関係となっていますが、江戸時代の沖縄ではとても梅毒が広く蔓延したと言われています。

そして梅毒に感染している人は古人と呼ばれ、梅毒自体のことは古血と言われていたとされています。

なぜ沖縄で広く感染者が広がったのか、その理由は不明とされています。

しかし、梅毒は当初コロンブスが新大陸を発見した後、凄まじい速度でヨーロッパ全土に、そしてさらに世界中に広がっていったといわれています。

そのため、沖縄で多くの人が感染したというのも、その感染力の強さを鑑みれば当然と言えることなのかもしれません。

現在はペニシリンという特効薬があるために、治療はとてもかんたんに行えますから、そこのところは安心して早めに治療を受けてください。